料理本のおすすめ10冊 - Kindle Unlimited(2ヶ月199円)でひたすら読んだ読書感想文(2)
Kindle Unlimited(2ヶ月199円)キャンペーンの間に料理本をひたすら読もうシリーズ。まだ読んでるの?はい。第一弾は以下の通りです。
ここに書き残す本以外もひたすら読んでいるので、一生分に近い、相当なレシピ本を読んだのではないでしょうか…。といっても覚えられるわけもなく、これから先の人生も何度も読み返すわけなのですが…。
パン作り
ホームベーカリー持ってないけど配合は参考になるやろ!って読んだら配合がめちゃくちゃガチだった。強力粉の銘柄複数配合で作るパンだ。パンの本をたくさん読んで分かりました、パンは粉選びから大事なのだ… 散々読んだ今となっては当たり前なのだが、カメリヤだけではないのだ…。などと読み進めましたが、リスドォルという粉がメインっぽかったので粉を何種類も大量に揃える必要はなさそう。
表紙の絵でずっしりドイツパンが連打かなと思いきやふんわりパンもいっぱいでした。写真とレシピの見開き2ページでレシピを完結させて次のレシピに行くので読みやすい。ホームベーカリーでブリオッシュやパンオショコラまでいけるのはいいなー。とはいえ、材料がかなり本格的なやつなので、パン作りにある程度慣れている人や、気合いを入れてパンを焼く人向けの本です。
ホームベーカリーも欲しいんですよね…。使ったことあるけどあんな簡単なのに美味しい、焼きたての美味しさは格別なのだ…。少し前まではツインバードが安価で美味しく作れる印象だったのですが、今はすっかりシロカが人気になってるみたいですね。
新版 家庭で焼けるシェフの味 VIRONのバゲット ~ハードパンで作るサンドイッチ、タルティーヌ、ブランチメニュー~
- 作者:牛尾 則明
- 発売日: 2017/05/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ドイツパンの次はフランスパン。編集が似てるのと、作り方も似てるなと思って確認したら前回の記事で紹介してた 家庭で焼けるシェフの味 セントル ザ・ベーカリーの食パンとサンドイッチ と著者が同じ方でした。パンの本はこの2冊を参考にしよう。
この本は基本のバゲットやカンパーニュなどを焼くところまでと、焼いたあとどう食べるのが美味しいかという付け合わせや調理、余った生地は別のこういうパンとして焼くと美味しいよ、みたいな方法まで載ってます。こういうのがあると一気に生活に溶け込みやすいのでありがたい。前回の食パン本に続いて良書でした。
日々の料理
パンの流れが続いていますが、これはパン焼き本ではなくて、焼かれた本の調理が色々載ってる本。タルティーヌは具を乗せたパン。クロックはホットサンド。なるほどね。完全に理解した。取りあえずタルティーヌのページを捲っていると段々リッツパーティがしたくなる数々の写真です。
パーティするかはともかく「パンに合う具」がひたすらオンパレードでみっちり掲載されてるので、一旦読んでおくとパンに合わせたいな〜というときのとっかかりになりやすい本でした。シンプル具材からゴージャス具材までいっぱい掲載されていたよ。最後のページに食べたい素材から探すINDEXがついてたので家にあるもので作る、がやりやすいと思います。
スープ作家の有賀薫さんの御本。初読み。シンプルなスープのレシピがたくさん掲載されていました。食事にはスープがあるだけできちんとしたものを食べた感があるので率先して採用したい。とはいえ、本のタイトルの通り帰りが遅かった場合、寄り道無しでこの材料が家にあるかというと事前に準備が必要なのは必至なので、計画的に生活に取り入れることが出来る、ある程度自炊が生活ルーチンになっている方向けですね。お気に入りを見付けたらヘビロテする感じで取り込めたらいいな。
Unlimited、漫画はさほど無いかなと思ってたんですメシ漫画がありました。タイトルの通り、どんぶり飯。炭水化物 on 炭水化物が当たり前の、成長期高校生の食欲がそのまま叶ったどんぶりの数々…!!!カロリー!炭水化物!カロリー!炭水化物!カロリー!炭水化物!
カロリーは正義。分かる。それはそれとして多分そのまま日常的に取り込んだら問答無用でデブると思います。炭水化物を愛する方向け。現在2巻まではUnlimitedで読めるようです。
この本、目次がめちゃくちゃしっかりしてるので使いやすい!!電子書籍として優秀です!!!
世界の美味しいレシピが集結している。これは何度でも読み返す系のレシピ本。
お酒飲めなくても全く問題ない美味しい料理の数々です。これは試し読みがあるので数ページ見てほしい。心躍るメニューしかない。ブリックとかアリゴとか、美味しいよね。美味しいね。メニュー量が膨大なので一冊手元にあっていい本だと思います。
この本、目次がめちゃくちゃしっかりしてる第二弾!!!
幼児の頃に山を登った経験はありますが全く才能はなかったためその後こういった類のものに触れることはなかったのですが、時を経た今、山ブームもあり山で食べる飯も美味しくなっている…。メスティンを使った炊き込みご飯、煮込みにデザートにと幅広いんですが、ここまで山でやるのかすごいな…。山に持ち込む為の収納方法まで書いてありました。実践的だ。
山に登らない自分なので実際山でここまでやるのかどうかという判断も出来ず目線も持てないのですが、それはそれとして、ふつーに家で道具を増やしたくないけどひとり飯をやりたい人はメスティン用意して暮らしたらいいんじゃないだろうか。一人分の米が炊けるし、大抵失敗しないし、なんでも作れるし…。いいのでは…?
ごちそう料理
北島亭の名前で、んっ?北島亭というと、よしながふみ先生の「愛がなくても喰ってゆけます。」のフレンチ…?と、調べたらそうでした。ウオー!全然知らない話も全然違うところから繋がると興奮してしまう。有名なシェフの話もそれぞれ載ってて読み物としても面白いと思います。北島シェフ、すごくタフな方でした…。
実践するには気合いを入れて材料を揃えるところからなので簡単!美味しい!系ではないです。 ひとつひとつは簡単なんだけど、その積み重ねが日常料理より多いからのごちそう…。写真とレシピがちょっと飛び飛びになるところがあるので、電子書籍だと注意した方がいいかも。
あとは同じく執筆なさってた谷昇さんの本2冊もUnlimitedにあったので読みました。
豪華だよ〜。家で食べたいよ…。執筆者の方が同じだと、味の系統が揃って方向性が出やすいので、やっぱりこういうのも好きなシェフ作家さんを見付けるのがいいんだねきっと…。
製菓
前回読んだ イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ 本当においしい生地の教科書 が決定版すぎる気がするんですが、毎回迫真気合いのお菓子が作れるわけではないので、少し趣が違う本もということで。
吉川文子さんの、バターなしで作るお菓子シリーズから2冊。
いえバターを減らしたいという気は特にないのですが、 オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー の表紙に惹かれて…。パウンド型なのにシフォンだ!というあたりで読みました。ケーキ型を買おうか買うまいか悩み続けて結局牛乳パックを工作しては焼いてる身としては、シフォンが四角い型で作れるとそれだけで魅力的に感じてしまう。バットを型にして作る平べったいケーキもありました。
普通のシフォンレシピでもパウンド型で焼いて試してみてもいい気がするんですが、製菓ないしメレンゲ作りもさほど得意ではないため改めて試す機会も来ず。シフォンは元々バターを使わないケーキなので自然と作りやすそう。品薄が続くバターなので、バターなしケーキの幅も広めていくのが丸いのだろうか…。
バター、美味しいからさ…。
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無限に読んでられる一方、気に入った本が何冊も見付かったことだし、そろそろいくつか絞って何度も読み込む方向性に移ろうかな〜と思います。図書館にも行けなくなってしまい、本をたくさん読むに困りそうだったところありがとうKindle。料理本がこんなに読める世界、ありがたいな…。