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料理本のおすすめ10冊 - Kindle Unlimited(2ヶ月199円)でひたすら読んだ読書感想文(1)

Kindle Unlimited がキャンペーンをやっていたので入ってみたのですが、色々探してみるとUnlimitedには料理本の登録が多いことに気付きました。

というわけで自宅待機期間に新しいメニューを覚えたいなと料理本をいっぱい読みまして、一日2〜3冊ペースで読んでいました。いきなり勢いがよすぎないか。

読んだ本全てではないですが、個人的にこれは今後も使えそうなレシピが多いな!と思った本を簡易の感想文として残しておきます。

 

 

日々の料理

新版 カリフォルニアばあさんの料理帖

新版 カリフォルニアばあさんの料理帖

 

これ凄く良かったです。アメリカ的なマフィンとかパイなどを紹介されるのかな?と思ってたのですが、マフィンもありましたがエスニックからパン焼きまで幅広かったです。如何にもなマカロニ&チーズからのポテト料理!でスタートダッシュをキメるのですが、エスニック、パン焼き、マフィン、パイ、ケーキなどお菓子作りまで。これはアメリカで生活されてる方が日々をどう美味しく食べているかの本なんですね。元がブログで、日本生まれでカリフォルニアに長く暮らしている方の生活から作られた本だから日常に織り交ぜやすいレシピが多かったです。日々の暮らし話なども横に書いてあるので、読み物としても楽しいかもしれません。

チキンポットパイのパイ部分をビスケット生地にするのが面白くて、作って見たいですね〜。

 

美味しいよね、ホットサンド。グリルホットサンドメッシュと魚焼きグリルを使う方式は初めて見たのでこれもいいな〜となりました(自分はバウルーを使っている)バウルーの鉄板で焼くカリッとモチッと感が大好きなのですが、メッシュの方が表紙ぐらいパンパンミッチミチに出来るのかもしれないですね。かなりボリューミーなレシピが多めで、ドカーンとミチミチに詰められたポテトサラダシリーズが美味しそうでした。カロリーを恐れない。カロリーこそ至高の本だ…。トーストとかスープも具だくさん大盛りのレシピばかりで、個人的には季節毎のスープレシピを参考にしたくなりました。編集も明るくて読みやすい。

ホットサンド、いつ作っても美味しいからみんなもやろう。おいしい。

 

調味料とたれ&ソース568

調味料とたれ&ソース568

  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Kindle
 

この本も内容がとても良かったです!ひとつの料理を紹介しながら、味付けのバリエーションを4つくらい提示してくれる構成なので、ワンパターンになりがちな慣れた味付け以外にも幅が出ます。料理とたれ、それぞれの作り方を掲載する編集がすごく見やすい。初めて料理を作る人も日々の料理になれてる人もこれが一冊あるとすごく楽しいと思います。

電子版の定めではあるのですが、スマホで見ると一部やや文字が読みづらい部分もあり(明度の高い文字がある)そこはちょいちょい拡大しながら読みました。紙媒体で読むと素晴らしい編集なのは間違いないのですが、電子だとちょっと辛い時がある。PCだと割りと平気でした。

 

ごちそう料理

豪華で美味しい料理の本。オークラの名に作れるレベルなのか尻込みしたのですがありがとうUnlimited、気楽に読める。これは自分の家でも作りたくなるメニューが多かったです。きちんと我が家でプロの味と書いているだけはある…ご家庭の読者目線だ…。まぐろのゴマソテー・バルサミコソースは試そうと思っています。 

 

カレー

ひとりぶんのスパイスカレー

ひとりぶんのスパイスカレー

 

印度カリー子さんのカレー本2冊。どちらも読んだのですが、上のカレー入門の方は初めて自分でスパイスを用意して作ってみよう!という人向け。下のひとりぶんの方はスパイスを使って基本のペースト(グレイビー)を作り、そこから応用していくという作り置きから広がるスタイル。

一度作ると案外簡単なので肩肘張らずに作れるのがスパイスカレーだと思うのですが、ペーストを作って色々応用していくのは忙しい日々のカレーにいいなーと思いました。

 

パン作り 

さくさく、ふわふわ、もちもち、それぞれの食感に合わせた作り方の案内、基本の作り方と応用が分かりやすく、失敗してしまう理由と解決方法も事前に書いてあるので、気を付けなければいけないポイントも抑えやすい。

パン、どーしても作るのが大変なんですけど、自宅から出なくてもなんとか美味しいパンが食べたい…ということで何冊か読んで、この本が分かりやすかったです。もっちり感を出す為の湯種製法を初めて知りました。湯種を作るのに一晩必要なので通常のパン作りより+1日必要になるのですが、自宅待機期間だとそれも億劫ではないかなあという気持ち。湯種製法以外にもさっくりとした食感のオーバーナイト発酵についても同様にページを割いて触れられているので、それぞれ違いのあるパンが作れて面白そうです。

 

こ、この本、電子書籍の為に別編集してる…!!!!!

珍しいと思います。どうなっているかというとKindleの目次機能ではなく、電子書籍の目次からページに一発で飛ぶ仕様。文字の大きさ調整が出来る。反面、おそらく紙面の編集が一切ないのでスーパーシンプル要点だけ伝える本に。スマホで見ながらだと、1レシピが1ページで納まらないと思います。一長一短だ。でもこの完全に要点を絞りきった使い方はめちゃくちゃ実用的だと思います。レシピを台所で使うにあたって、好みははっきり分かれると思います。おそらく紙版が2010/5/28発行で、Kindle版は後追いの2012年発行なのでしょうか。電子書籍を試行錯誤していた時代だからこそのこの編集なのかな。

肝心の内容としても、基本のパン、リッチなパン、ふたつの生地をメインに応用していくパンの種類が豊富(レビューを参考にすると45種類?)なので、合う人はすごく合う本だと思います。リッチ生地のあん食パン食べたいな…。

 

製菓・デザート

これを読めば一通りの製菓が作れるというガッチリ本気の本。他にも色々読んだんですがこれ一冊で十分なのではという気がしました。製菓ってとにかく細かい軽量と手順の連続なのですが、それを守れば格別に美味しいというのが製菓というもので、この本は手順が多い分守った分の見返りが多い本のように思えました。気楽なお菓子もいいけれど、美味しいものを家で!と思うならこの本だと思います。

 

おうちで作るイタリアンジェラート

おうちで作るイタリアンジェラート

 

デザート類、ジェラートの本です。ここ1ヶ月ではこれを一番読み込みました。家のフープロかハンドブレンダーがあるならこれを参考に頑張れば自宅でジェラートが作れるようになります。正直家で作るアイスクリーム系統に全く期待はしてなかったのですが、きちんと参考にしつつ自分なりのやり方を覚えるとお店の味、プロの味になってくれました。(近々別途記事を上げようと思います)

掲載されているレシピの多くは有り難くも家庭画報のWEBサイトでも公開されているのでそちらを参考にしても良いと思います。

 

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まだまだ読んでるのですが、取りあえず10冊書いたのでここで公開にします。Unlimitedだけでこれだけ読めるんだからすごいな…。

レシピ本をKindleで読むにあたっては、誌面とちょっと異なって、実用するにあたっては

  • 電子書籍として目次がついているか(すぐその料理に辿り着けるか)
  • スマホ画面に写る1ページで料理が完結するか(これは誌面も同じかもしれませんが、スマホ一画面で完結したい)

あたりが重要な気がしました。編集が優れていて例外みたいなのもあるんですけども、実際使うところまで考えると自分にとって一番使いやすい良書が決まってくるなあと思いました。